中学1年生は記者体験プログラムを行いました。
このプログラムは、あさぎりフードパークへ行き、和菓子やお茶、いもけんぴなどの工房にて見学や体験し、最終的に新聞にまとめて発表するというものです。
このプログラムで感じたのは、事前の準備でどれだけ生徒の意識が高まっているかによって、充実度が変わるということです。事前に静岡新聞の記者に来ていただき、記者の仕事や新聞のつくりなど教わったことや、工房の方々に質問する内容を吟味することなどがよりよい発表につながったと感じます。
生徒は事前準備をしっかりしており、体験を楽しみながら記者として多くの質問をしていました。1つの工房にかける時間ぎりぎりまで記者として奮闘していたところが多く、新聞作りに関しても1日をかけて、調べた内容をこだわりを持ってまとめていました。
PDACサイクルのPの部分がどれだけ充実するかで、それ以降のサイクルが全く変わってくるものだと痛感しました。普段の授業も今以上にPDCAサイクルを生徒も教員も意識を高めていかなければならないと改めて考えさせられました。また、生徒もこのような体験を繰り返し行う事で、自分の意見や考えを他人に上手に伝えられるようになってほしいです。
投稿:中学理科科教諭