多く買いすぎて食べ切れず食べ物を残す、冷蔵庫に入っている消費期限切れの食品を捨てる、食べるのを忘れてカビてしまった...皆さんは、こんな経験をしたことはありませんか?
総務省家計調査(平成29年度)によれば、日本の食べられるうちに捨てられる食品量(フードロス)は年間643万トンと推計されており、国連食糧農業機関(FAO)によると世界では年間13億トンのフードロスで、人の消費のために生産された食料の実に3分の1が廃棄されているといいます。
少し固い話になりましたが、国連は2030年に向けてこういったごみ問題や環境問題、貧困やジェンダーについてなど17の世界が目指すべき17のゴール(SDGs)を掲げ、各国で取り組みが行われています。そして今回令和2年1月11日(土)に、SDGsを推進する静岡市の主催する『SDGs COLLECTION supported by TGC静岡2020』に静岡聖光学院の生徒たちが参加しました!
本校の生徒がテーマにしたのは、「ごみ問題」
なぜごみ問題をテーマにしたかというと、今年度夏に行われた国際未来共創サミットで、東南アジアを中心に集まった生徒たちで世界のゴミ問題とこれからのゴミ対策について考えたことからでした。「普段の生活で出てしまったゴミをどう再生するか」「そもそもどうしたらゴミを出さずに済むか」自分たちでゴミにフォーカスして自ら考えるところから今回は一般の人たちに普段何気なく使って、何事もなく捨ててしまうゴミについて考えてもらいたい。そんな想いから国際サミットに参加した本校の生徒、西遠女子学園、AFS(留学生)の生徒たちがブースにて体験活動、発表を行ないました。
この会では、国際サミットに取り組んだ様々な生徒が参加しましたが、それぞれの立場や力が光りました。本校の生徒は、準備から発表の仕方、ゲームのファシリテートなど率先してうごき、AFSからの留学生は、母国の紹介やサミットの発表など海外やその取り組みに興味のある方に臆せず発表し、西遠女子学園の生徒は、ゲームをする小学生や一般の方を盛り上げ、活気のある雰囲気をつくりだしてくれました。
今回の企画を主導し、準備、仕込み、運営を行った生徒代表のY君は...
今回の活動で静岡の人たちのSDGsに対する関心の高まりが感じられました。
私たちの発表に食いつく様に聞いてくれた方や、ごみゼロゲームというゲーム形式のものでも老若男女問わず楽しくそして真面目にやってくれた方が多数いらっしゃったからです。
世界で今、様々なゴミ問題の解決のために多くの課題がありますが、この様な活動で意識を持ってくれる人を増やしていけば問題解決はより容易になると信じています。
これからも我が校がこの様な活動に積極的に参加してけたら良いと思います。
とコメントしてくれました。
「ゴミを減らそう」頭では分かっていてもなかなか自分事として、アクションに移すというのは難しいものです。しかし、今回の活動を通して、自治体、企業、学校が本気で未来の世界について考える空間に身を置き、それらを体験・発表することで自分たちが動かなければならないと思えるきっかけを作ることができたように思います。
今後、参加した生徒から学校、そして社会全体がこれからの未来を自分のこととして考える活動を活発に行うことで、未来にワクワクを感じ、今を真剣に主体的に取り組める人材・生徒が増え続けることを期待しています。
投稿:中学社会科教諭
【興味・関心のある方はぜひご覧ください!!】
総務省家計調査(平成29年度)によれば、日本の食べられるうちに捨てられる食品量(フードロス)は年間643万トンと推計されており、国連食糧農業機関(FAO)によると世界では年間13億トンのフードロスで、人の消費のために生産された食料の実に3分の1が廃棄されているといいます。
少し固い話になりましたが、国連は2030年に向けてこういったごみ問題や環境問題、貧困やジェンダーについてなど17の世界が目指すべき17のゴール(SDGs)を掲げ、各国で取り組みが行われています。そして今回令和2年1月11日(土)に、SDGsを推進する静岡市の主催する『SDGs COLLECTION supported by TGC静岡2020』に静岡聖光学院の生徒たちが参加しました!
本校の生徒がテーマにしたのは、「ごみ問題」
なぜごみ問題をテーマにしたかというと、今年度夏に行われた国際未来共創サミットで、東南アジアを中心に集まった生徒たちで世界のゴミ問題とこれからのゴミ対策について考えたことからでした。「普段の生活で出てしまったゴミをどう再生するか」「そもそもどうしたらゴミを出さずに済むか」自分たちでゴミにフォーカスして自ら考えるところから今回は一般の人たちに普段何気なく使って、何事もなく捨ててしまうゴミについて考えてもらいたい。そんな想いから国際サミットに参加した本校の生徒、西遠女子学園、AFS(留学生)の生徒たちがブースにて体験活動、発表を行ないました。
この会では、国際サミットに取り組んだ様々な生徒が参加しましたが、それぞれの立場や力が光りました。本校の生徒は、準備から発表の仕方、ゲームのファシリテートなど率先してうごき、AFSからの留学生は、母国の紹介やサミットの発表など海外やその取り組みに興味のある方に臆せず発表し、西遠女子学園の生徒は、ゲームをする小学生や一般の方を盛り上げ、活気のある雰囲気をつくりだしてくれました。
今回の企画を主導し、準備、仕込み、運営を行った生徒代表のY君は...
今回の活動で静岡の人たちのSDGsに対する関心の高まりが感じられました。
私たちの発表に食いつく様に聞いてくれた方や、ごみゼロゲームというゲーム形式のものでも老若男女問わず楽しくそして真面目にやってくれた方が多数いらっしゃったからです。
世界で今、様々なゴミ問題の解決のために多くの課題がありますが、この様な活動で意識を持ってくれる人を増やしていけば問題解決はより容易になると信じています。
これからも我が校がこの様な活動に積極的に参加してけたら良いと思います。
とコメントしてくれました。
「ゴミを減らそう」頭では分かっていてもなかなか自分事として、アクションに移すというのは難しいものです。しかし、今回の活動を通して、自治体、企業、学校が本気で未来の世界について考える空間に身を置き、それらを体験・発表することで自分たちが動かなければならないと思えるきっかけを作ることができたように思います。
今後、参加した生徒から学校、そして社会全体がこれからの未来を自分のこととして考える活動を活発に行うことで、未来にワクワクを感じ、今を真剣に主体的に取り組める人材・生徒が増え続けることを期待しています。
投稿:中学社会科教諭
【興味・関心のある方はぜひご覧ください!!】