聖光見聞録 Seiko-Kenbun-roku

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VR空間で静岡聖光学院をPR!【聖光見聞録1253】

投稿者: Shizuoka-Seiko on 23/12/21 12:31

メンバー集合 笑顔 切り取り

 

こんにちは。「VR空間で静岡聖光学院をPR」プロジェクトのリーダーを務める、中学2年生の小西と申します。このプロジェクトは静岡聖光学院の魅力をVR空間ならではの表現方法で、外部にPRする空間を作っていこうという企画です。

これまで私たちは聖光祭で2回のVR空間展示を行いました。

聖光学院でVR活動を開始したのは昨年の6月、株式会社ITOKI様にご協力して頂き、聖光祭でVR空間での展示ができることになりました。私はそのメンバーの一員で、「DOOR」というサイトを使い、VR空間の制作方法について教えて頂きました。VR自体最新技術ということもあり、メンバー全員制作経験がなく、初めは操作するので精一杯でしたが、回数を重ねるうちに慣れ、自由自在に制作できるようになりました。聖光祭当日、制作したVR空間をゴーグルに映し、お客様に装着し、VR空間を体験して預きました。来場された方が楽しそうに体験している姿が、初めてVR空間を体験した時の自分と重なり、当時の自分のような気持ちで体験してくださっているんだな、と思うと、とても嬉しく、ここまで空間を作ってきてよかったなという達成感と、この企画あってのこの気持ちだな、という感謝と感動の気持ちでいっぱいになりました。

この企画を伝統にしようと、今年の聖光祭もVR空間での展示を企画しました。今年は中学1年生の学年企画としてメンバーを招集し、11人の新メンバーが集まりました。私は経験者として、彼らにDOORに関する技術を教えていましたが、教えているうちに、作ることの楽しさを思い出し、私も参加しました。聖光祭当日、今年は接客方法を変更し、メンバーもゴーグルを装着し、VR空間上でお客様を案内できるようにしました。接続トラブルなどもありましたが、結果的には、お客様との会話を楽しみつつ、空間の案内ができており、さらにVR空間の魅力を伝えることができたように思います。

川口 VR中間発表会 切り取り

 

聖光祭準備中、私は顧問の先生から今後の活動について相談を受けました。聖光祭のVR展示だけでは物足りない、発展していくにはどうしたらよいか?ということです。VR空間を展示する以外の使い方もできないか考えた結果、これを学校のPRに使えないかと思い、今年の聖光祭のメンバーと共に新プロジェクトとして立ち上げました。

現在は学校全体を再現する空間や、ゲーム性のある空間を作成しています。もっと技術力をつけて、体験してくれる人が楽しんでくれるような空間を作っていきます。今後の活動にご期待下さい!

プロジェクトメンバー 一同

顧問より

プロジェクトに参加した中学生のほとんどは、文化祭で初めて空間を制作していますが、好奇心を武器に3ヶ月で空間を作成してくれました。

彼らにVR空間を作成してみた感想を尋ねると、やはり最初は難しいし、納得いくまで作り込もうとすると大変だけど、自分が表現したいことを作れた時は嬉しいし、その空間を体験したメンバーやお客様が喜んでくれるのに何よりも達成感を感じる、と話してくれました。

先日、株式会社 DSブランド様より3Dモデルを自由に作成できるBlenderの講習会を開いていただき、より自由な表現ができるように技術を磨いているところです。活動を応援していただけたら幸いです。

 

VRプロジェクト 顧問 秋本

島村 blender

 

Topics: 放課後活動, プログラミング, VR