2日目は、朝8:00に指宿の宿舎を出発し3時間ほどかけてバスで熊本へ、その後熊本港から長崎の雲仙にフェリーで移動しました。
雨脚が強く、桜島や雲仙普賢岳などの九州を代表する名山を残念ながら拝むことはできませんでしたが、バスガイドの方が九州の方言や普賢岳の噴火についてのお話をしてくださり、長時間のバスでの移動も楽しく過ごすことができました。
雲仙では、雲仙岳災害記念館「がまだすドーム」と島原城を訪問しました。
「がまだすドーム」は、1991年の噴火災害で何が起き、何が残ったのか、自然の驚異と災害の教訓を様々な資料から学びました。がまだすとは島原地方の方言で「がんばる」という意味だそうです。地震に備え活火山である富士山を見ることのできる我々にとって、災害を身近に感じるきっかけにもなりました。
島原城の内部は博物館になっており、南蛮貿易時代から、宣教・禁教・弾圧時代と続き、島原の乱関連の資料を展示しています。雨の為、訪問できなかった島原の乱の舞台となった原城址についての紹介もあり、生徒たちは歴史を今に感じながら見学をしていました。
この日は独特の硫黄の匂いのする雲仙温泉宿に宿泊をしました。