とある教室の自習時間、ある生徒が楽しそうにノートを広げて学習をしていました。
覗いてみると、テキストにある漢字の順番に沿ってその漢字を使いながら物語を作っていました。
「この使い方で合ってますか?」「先生、この意味で大丈夫?」と漢字の意味と文脈を自分なりに照らし合わせながら、物語に命を吹き込んでいくその姿に、思わず見とれてしまいました。
「帰って読み返したら楽しいし、意味も使い方も分かるようになるんです」と話す彼の表情には、自分で学びを楽しんでいる確かな光がありました。
ただ書き写すのではなく、意味を持たせ、想像しながら「生きた言葉」に変えていく―“学んだ知識を使って考え、自分の日常生活に活かすために意味を持たせる。
”普段の授業・子どもたちの主体的な学習に結びつけていけるようにしていきたいと思います。