聖光見聞録

OBによる株式投資戦略セミナー【聖光見聞録1267】

作成者: Shizuoka-Seiko|24/06/10 2:40

本校22期生の長橋さんにお越しいただき、生徒・教職員に向けた株式投資戦略セミナーを開催しました。

長橋さんは、本校を卒業後、慶應義塾大学、同大学院政策・メディア研究科修了、2 0 0 5 年東京大学大学院情報理工学研究科を修了。

英国ケンブリッジ大学コンピュータ研究所訪問研究員を経て、日興シティグループ証券(現、シティグループ証券)にてI T サービス・ソフトウェア担当の証券アナリストとして従事したのち、野原グループ(株)取締役グループC F Oでありながら2 0 0 9 年3月フューチャーブリッジパートナーズ(株)の代表となるなど多くのご経験をされてきました。

そんな中で、中学・高校生の早い段階から投資や企業分析など社会の状況について知る機会を持ってもらいたいという想いがあり、生徒が企業分析や投資をするような教育活動を共に展開できないかということで相談をいただきました。

そこで今回、生徒が主体となって実際の株式投資を行う投資研究部を設立するとともに、その第1弾として株式投資戦略セミナーを開くこととなりました。

会には中学・高校生合わせて20人近くの生徒と複数の教員が集まり、貯蓄・投資・投機の違いや投資における原則や法則について講演をいただきました。

自分自身の将来や資産形成を考えてみたい、起業してみたい、企業について分析できるようになりたいなど想いはさまざまありますが、たくさんやりとりと質問をしながら実施することができました。

これからの未来、AIの発展や新たな国内外の課題によって、子どもたち自身が自分の資産や将来を考えなければいけない場面が増えてくることが予想されます。それに向けて、本校を卒業した経験豊かなOBのお力を借りて、企業分析や投資の見る力を生徒たちとともにつけていきたいと考えています。

ひいては、企業分析や投資をする中で自分のキャリアや将来を見出し、自分の個性を持って社会に貢献できるOBになってくれることを期待しています。