聖光見聞録

タイ・チェンライ海外研修【聖光見聞録1237】

作成者: Shizuoka-Seiko|23/08/23 2:15

いよいよ今週から本校で国際サミットが開始されます。今回はサミットにも参加するタイのCRPAOスクールへの研修に本校生徒5名が参加しましたので、そのご報告をいたします。

学校では様々なプログラムが用意されていて、2週間毎日濃い内容の学びがありました。
研修前半にはホームステイアクティビティーというプログラムに参加しました。ホームステイをしながら、現地の生活に親しむということで、ローカルフード(焼きとうもろこしや焼きバナナなど)を食べたり、豊作祈願のためのモニュメントを作り、川に流したり、伝統工芸である機織りを体験したりしました。昼食は自分たちでローカルフードをクッキングし、夕食時には、地域の方々と民謡を踊ったり、子供たちとダンスに興じました。

また中日には観光用の電車に乗り、チェンライ市の中の仏教寺院を巡りました。チェンライ市内には多数の寺院が立ち並んでおり、そのすべてが上座部仏教のものであり、寺院のすべてが13世紀末に作られたラーンナー王朝の元で作られたものでした。作られた作品には精霊信仰の表れがあるものも展示されており、またペルシアの影響を受けたものもあり、非常に興味深かったです。

CRPAOスクールではタイの文化に触れる授業や、学校長と副校長も参加のもと、エクスチェンジプログラムの振り返り等が行われました。この振り返りでは、PMIというCRPAOスクールで使用されているシンキングツールの一つを使いました。このPMIでは、Pはポジティブ(に感じた点)Mは課題点やマイナス(に感じた点)を書き出し、Iはそれらを元にどのような対策やチャレンジを行うかを書いていきます。生徒は、真っ先にタイの生徒の親切さ、温かさを書いていたようです。

その後、式典では、修了証明書が参加者に授与され、プログラムの記念品や集合写真が贈られました。寮ではお別れパーテイーが行われ、大いに友好を深めていました。素晴らしい体験の日々に日本に帰りたくないとぼやく生徒もいるほど・・・素晴らしいタイ研修体験となりました。