出発した途端にあいにくの梅雨入りとなり、天気が心配される5日間ですが、本日は雨は降りませんでした。九州は非常に蒸し暑いです。
2グループに分かれ、バス・飛行機・地下鉄・新幹線・バスと乗り継ぎを行い、鹿児島県知覧の特攻平和会館に訪問しました。この施設は、太平洋戦争末期の沖縄戦において攻撃に参加した陸軍特攻隊員の家族に向けた遺書や関係資料を展示している資料館です。10代・20代という若くして国の為に命を捧げた若者が両親に向けて書いた感謝の手紙を読んだり、当時の様子の講話を聞くなど施設を自由に見学しました。生徒たちは同世代の若者が、過去に国や家族の未来の為に命を犠牲にし勇敢に戦っていたことを知り、真剣な眼差しで見学をしていました。
指宿の宿舎に到着し、夕食を食べた後は砂蒸し風呂を体験しました。「海岸の砂を掘って横たわり、上から砂をかけ、湧き出す温泉熱を全身に浴びる砂蒸し温泉(砂浴)は、いわば天然のサウナで、10~15分もすると砂の温度と圧力により体中から汗が噴き出してきます。」と記載がありました。自由参加でしたが、ほとんどの生徒が参加をし、初めての体験にどの生徒も気分が上がっている様子でした。写真を撮りに特別に入らせてもらいましたが、海の横で波の音を聞きながらの砂浴は、とても気持ちよさそうでした。
明日は、バスとフェリーを使い、長崎の雲仙に向かいます。