聖光見聞録

寮に入るということ【聖光見聞録1211】

作成者: Shizuoka-Seiko|23/04/18 7:46

新中学1年生が入学して一週間程が経ちました。入学式当日は不安と緊張の面持ちも、友人ができてからはその表情も少し柔らかくなりました。

さて、今回は入学式前日に行われた新1年生入寮の話です。

毎年、新1年生の寮生たちは入学式前日に入寮をします。家族総出で寮へ荷物を運び入れ、準備が終わると息子を寮に残し家族は家に戻ります。

我が子を見送る保護者の方々、そして見送られる生徒たちはどんな想いなのでしょうか。

 

小学校を卒業して間もない我が子が親元を離れて生活していくことは家族の大きな出来事かもしれません。ただ、大人が思う以上に子供達の環境への順応スピードはとても早く、大人が抱える心配は杞憂に終わることが多いです。

卒業生保護者の方々がよく言われていたのは、寮に入れて一番寂しくなっているのは親の方で、子供は親の心配をよそに仲間と共に、のびのびそしてたくましく成長していくと話されていました。

 

この学年はどんな成長を見せるのか、これから6年間楽しみに見守っていきます。

 

※写真は入寮翌日の初登校の様子です。