聖光見聞録

高1キャリアキャンプ2日目【聖光見聞録1137】

作成者: Shizuoka-Seiko|22/05/13 8:12

2日目のスタートは、音楽プロデューサーとおもちゃデザイナーの方をお招きし、それぞれの分野が抱える問題点や課題などの共有から始まりました。
生徒はそれぞれの興味のある分野を選択し、フロントランナーが直面する問題・課題解決にグループで挑戦しました。ものを作る場合に、まだ見ぬ消費する人のインサイト(まだ自分では欲しいと気付いていないが、それを目の前にした時、消費欲求を刺激するもの)を想像し、それをどのように刺激するのか、そもそもそれはどんなモノなのかなどグループで議論をしながら、さまざまなプランを作成していました。

午後は、午前中の講師に加え、仮想通貨の開発などにも関わるエンジニアや起業家の方と車座になりながら、密度の濃い座談会を実施しました。午前中に体験した答えのない課題になぜ挑戦し続けるのか、そのモチベーションの源泉はなんなのか、さらには「お金を稼ぐことと好きなことは両立させなければいけないのか?」、「大学受験以外に勉強をする意味はなんなのか?」などの質問を交わしながら、自分のキャリア・パスの作成を行いました。

生徒が自ら学び向かうために必要な要素は、「学び方を学ぶこと」「モチベーション」「きっかけ」になります。今回の研修では「モチベーション」の形成を目的にするとともに、高校で学ぶことの基礎を形作る1日となりました。