卒業の言葉を書いてくれた生徒をご紹介します。
静岡聖光学院での6年間を終えて思うことは、小学生の時、この学校を受けようと思った僕の決断は間違っていなかったということです。僕はここで、この先自分の進みたい道、学んでみたい学問を見つけることができました。
中学3年生の学問研究プログラムでは、京都大学の遺伝子コースを選択しました。OBで京都大学教授の杉山弘先生の研究室を訪れて、最先端のDNA研究を体験し、生物のからだがもつ機能の複雑さと緻密さに感動しました。
高校1年時の個人研究のテーマにはDNAに関すること(「スターウォーズのクローントルーパーは再現可能なのか」)を設定し、杉山先生の研究室を再訪する機会をいただきました。色々お話を聞く中で、自分も将来生物に関する研究をしたいと思うようになり、早い段階で志望校と学部を決定することができました。 大学入試に向けて勉強する中では、たくさんの先生方に本当にお世話になりました。聖光の先生方は、僕が質問に行くと分からないところを分かるまで丁寧に教えてくださいました。勉強方法に悩んだ時はアドバイスをいただき、最後まで塾に行かなくても十分な学習をすることができました。共通テスト後、自信を無くした時もたくさんの先生に背中を押していただき、第一志望の大学にチャレンジする勇気が出ました。
最後に、6年間を共に過ごした友人の存在はとても大きかったです。入学から卒業までの間には色々なことがありましたが、受験の前には、分からないところをお互いに教え合い、辛い時は励まし合って、一緒に前を見て頑張ることが出来ました。 みなさんもぜひ静岡聖光学院で将来の目標、共に高め合える友人を見つけてください。