校長星野明宏が話す ”思春期男子の育て方とは？” 夏季YouTubeセミナー開催

　今年の学生は、コロナの影響で非常に長い時間を自宅やその周辺で過ごしています。昨年までとは、全く違う環境は、学生たちだけではなく、保護者にとっても同じこと。

　特に、思春期の男の子を持つお母さんは、コミュニケーションが難しくなっているのではないでしょうか。

　お盆も過ぎ、夏休みもそろそろ終わりが見えてきました。

　いよいよ年明けには中学受験も本格化していきます。

　子どもも大人も互いに大きなストレスを抱える中、思春期真っただ中、中学受験に臨もうとする子どもたちとどのように接していけばよいのか、５０年以上、男子校として生徒と接してきた当校の経験を悩めるお母さんの役に立てれば幸いです。

　これから私たちは、新型コロナウイルスへの感染防止策としてYouTubeなどを活用しながら、子どもたちの将来の糧となる講座や保護者様が子育てに生かせるセミナーを多数開催していきます。

　今回は、8/24から開催する「思春期男子の子育てセミナー」について、概要をレポートします。

講　師

静岡聖光学院中学校・高等学校　校長　星野　明宏

経　歴

1973年生、東京都出身。桐蔭学園を卒業後、立命館大学法学部へ進学。その後、株式会社電通に約１０年勤務し、筑波大学大学院へ進学。その後、本学社会科教諭として赴任。以降、寮教員や学年主任、教頭、副校長を経て現在、校長を務める。

書籍：凡人でもエリートに勝てる人生の戦い方。／星野明宏著／すばる舎 (2014/2/12)

　　　詳細は、amazonにてご覧ください。

現在は、ＳＢＳ静岡放送『ORANGE』（オレンジ）金曜日のコメンテーターも務める

セミナー内容

　小学校高学年にもなってくると思春期に入り、子どもたちには自我が芽生え、自己主張がとても強くなってきます。それを最も近くで感じてしまうのが、御父母の皆さんです。特に、思春期の男子たちは、体も大きくなり、声も太くなり、親離れしようと、親に強く当たってしまうことも多くなってきます。これがいわゆる反抗期です。

　私たち静岡聖光学院は、男子校という特徴ある学校であり、たくさんの思春期の男子生徒と接してきました。私たちの生徒には、自宅から通う学生もいれば、１３歳で御父母と離れて入寮してくる学生もおり、様々な環境の異なる学生たちが通っています。

　私たちの教員・職員は、このような生徒たちと長い間向き合ってきました。時代は大きく変わりましたが、その中で感じ得てきたノウハウを私なりの「思春期男子の育て方」としてお話します。

　すべてのご家庭が子育てに真剣に悩み、そして苦労をされている中で少しでもご子息との向き合い方のご参考になれば幸いです。